令和２年度の秋播小麦の収穫作業は、平年並みで７月31日より開始され、８月８日までの延べ９日間で収穫作業並びに受入作業が終了しました。今年度産の小麦は、融雪後の生育は順調に経過し、起生期以降高温傾向の天候に恵まれ、止葉期までの生育は順調に推移しました。その後、低温傾向となり生育は緩やかとなりました。７月の乳熟期から成熟期にかけては雨天が続き、日照が少ないことから登熟は遅延しました。圃場ごとのバラつきもあり、平均反収は乾麦換算で8.8俵と昨年を下回る結果となりました。

現在の制度において、数量払いが基本となる事から今後も作物の品質、収量向上を目的とし、組合員と関係機関が一丸となって栽培技術向上に努めて行きます。