JA上士幌町の組織づくり
JA上士幌町では、職員の社会的・経済的地位の向上と暮らしやすい地域社会の実現に貢献するために人材の育成、組織づくりを行っています。これらの実現のために、職員の知識・技能・意識と業務遂行能力、問題解決能力の向上を目指します。また、あわせて協同組合精神を基盤とした人材を育て、人間性あふれる感性・創造性豊かな組織人としての資質を高めることも目標としています。
人材育成
人材育成の基本方針は、職員自身が「自ら学び、気づき、成長する」です。職員が果たすべき職責に必要な業務遂行能力や知識・技能などを自己管理により習得することを基本としております。組合は職員が職業経験を通して目指す職員像に向かって着実に成長できるように、人が育つ学習、職場環境づくりを積極的に行っています。
研修制度を充実させています。入組前研修、入組後研修(2日間)でJA上士幌町職員としての基礎を座学で学びます。また、農家の仕事を理解することを目的として、畑作農家と酪農課の農家実習(1週間)を行なっています。
その後はJAカレッジ(北海道農業協同組合学校)といういわゆるJAの専門学校で行われる研修会の参加も勧めています。また、現場では重機なども扱うため、例えば大型特殊免許の取得(取得費用はJAが負担)を促したりもしています。
研修制度について
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入組前研修
JA北海道中央会が主催する「新採用職員研修会」に参加をしてもらい、
・JAとは何か?
・JAの各事業
・十勝の農業
・新社会人のビジネスマナー
などについて学びます。 -
入組後研修
組合長をはじめとするJA役員より
・JA上士幌町について
・新採用職員に求めるもの
について講話をします。
また管理部長からはより具体的に
・JA上士幌町の仕事について
・働く者の権利と義務
・JA上士幌町のきまり
・目指すべき、求める職員の姿
について説明をします。
さらに、各担当部長の案内でJA施設の視察見学を行います。 -
入組後
法令で義務付けられた、全従業員を対象にJA職員に求められる
・コンプライアンス遵守について
・個人情報の取扱いについて
・独占禁止法について
・マネーロンダリングについて
などの座学研修が毎年あります。
その他、必要に応じてそれぞれの業務に直結する知識を習得するための研修会に参加しています。 -
JAカレッジでの研修
それぞれの役職や階層に応じた研修会に参加しています。
例えば、部長に必要な知識を習得させるための研修(部長研修)、課長に必要な知識を習得させるための研修(課長研修)といった形で研修を受けます。