いつもの仕事

いま以上に農家さんがより良い作物を、より多く採れるようにしたい

#01
農産部 農産課
槻舘 直人

-2013年入社

-好きな上士幌町産農畜産物:十勝ナイタイ和牛

JA上士幌町を選んだ理由。

JAカレッジ在学中にJA上士幌町で研修を受けることができました。職場の雰囲気の良さを感じることができ、ここで働きたいと思いました。また、知人がJA上士幌町と関係のある仕事をしており、対応の良さを聞いていました。知人から取引先視点での情報を得られたことも志望先JAを決める上で大きかったです。

 

 

広範囲に渡る営農指導の仕事。

技術指導や種芋・種豆関係、ICT活用支援を中心に、農家さんへの営農指導を行っています。

技術指導に関しては、肥料や農薬を使用する種類・量・タイミングなどについての情報を提供しています。みなさん、すでに使用されている農薬はありますが、特に新商品の効能についての相談をよくいただきます。天候など環境が日々変化する農業現場において、情報提供もスピードが重要です。農家さんからの質問に対して、その場で正しい回答ができるよう勉強と準備を心がけています。

 

  

 

 

種芋と種豆の生産・管理

種となる作物は、種として取り扱うために関係機関による検査が必要になります。検査に合格するためには、病害虫が発生しないよう最大限注意しなければなりません。種子作付農家さんと共に種子圃場を細かく観察し、問題箇所があれば改善点を見つけ解決していきます。
種芋の業務では、検査に合格し収穫して頂いた種芋の受け入れを8月下旬から10月上旬まで行い、選果、倉庫への移動、管理、そして春に各農家さんへ配布までが一連の流れになります。
種豆の業務では、検査に合格した種豆を農協連へ出荷します。トラックの手配や、サンプル提出など事前的な段取りや、出荷した豆の経理など、現場仕事と事務作業の両方を行なっています。

 

 

ICT活用サポートも。

ここ数年で、トラクターの自動運転に関する相談が増えてきています。車のナビには実は少しの誤差がありますが、農業ではその少しの誤差が致命傷となります。それを解消するためにJA上士幌町では「RTKシステム」を取り入れており、基地局の管理などを担っています。また、農家さんがGPSを使って作業している際に発生したトラブル対応も行っています。

 

 

課題解決のために。

いま以上に農家さんがより良い作物を、より多く採れるようになることは永遠の課題だと思います。そのために適した技術を伝えること、そして常に最新の情報を収集することを心がけています。農家さんから勉強させてもらうことはもちろん、インターネットや書籍、農業関係者からの情報など、インプットの量を増やすための努力を行っています。

 

 

 

JA上士幌町を志望される方へのメッセージ。

多彩な部署があり、総合職として農業に関する様々な仕事が経験できるためスキルアップにもつながります。
JA上士幌町は職場の人間関係がとても良く、チャレンジングな場面でも周りのサポートを頂けるので安心してください。また、他町村への転勤がなく居住地が安定することも魅力の一部です。
皆さんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。